2024年12月15日にBS11(イレブン)で放送された『沖縄探訪ありんくりん』は日本最大級の植物園『東南植物楽園』。『東南植物楽園』の昼と夜の楽しみ方を紹介!
日本最大級の植物園『東南植物楽園』
1968年創業、沖縄本島中部に位置する『東南植物楽園』。
日本最大級の屋外植物園と称している通り、東京ドーム約3個分の広大な敷地に現在では1300種類、5万株以上の熱帯・亜熱帯植物が自生する南国植物の楽園。
昼間楽しめるのはもちろん、毎年10月から翌年の5月まで行われているイルミネーションが県内で大好評。
美しいイルミネーションを眺めながら豪華ディナーも味わうことができるスポット。
園内は大きく2箇所。
受付の北部が「水上楽園」エリア、南部は「植物園」エリア。
植物園エリア
トックリヤシの並木道
東南植物楽園創業後、最初に公開されたエリア。
「トックリヤシ」は幹の形がぷくっと膨らんだ「とっくり」のような形をしていることから名付けられたとのこと。
ユスラヤシ並木
「ユスラヤシ」はオーストラリア原産のヤシ科の植物。
並木道の全長は約80m。
1968年、東南植物楽園の創業者である故・大林正宗氏が台湾から持ち寄ったユスラヤシの種を植えたのが始まり。
その後長い歳月を経て、東南植物楽園を象徴する名所に。今では園内に3000本ものユスラヤシが植えられている。
沖縄以外の日本国内では温室でしか育たないとのことで、天空に向かって一斉に伸びる神秘的な光景が見れるのは国内でここだけ。
光のイベント
一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローがプロデュースした世界初のイルミネーションとエコロジーをテーマにした光のイベント「南国ECOライツ in 植物園2024」。
紹介されたのは「ユスラヤシ並木」。
ユスラヤシ並木の中にほんのり明るい光が漂う幻想的な風景。
水上楽園エリア
広大な面積を誇る「水上楽園」エリア。
広い園内を約20分で観覧できる周遊バス「ヤッシー号」も運行。(4か国語対応の音声ガイド付き)
水上楽園エリアには近くの川を利用して作られた3つの湖があり、まるで東南アジアの別の国にいるかのような異国情緒あふれる景色が楽しめる。
この見事な景観は2016年発行の「世界一うつくしい植物園」でアジア40選に選ばれ掲載されている。
つりぼり
園内でも人気の高い釣り堀体験。
ティラピアという淡水魚を釣ることができる。
動物ふれあい
ケヅメリクガメやゾウガメ、コモンリスザルなど小動物と触れ合える広場もあり、特に人気なのがカピバラの餌やり体験。
カピバラとは主に南米の河川周辺に生息する世界最大級のネズミ。とても大人しくて人懐っこい。
イルミネーション
水上楽園エリアでは約400万個のイルミネーション「南国イルミネーション」が人気。
2024年11月、夜景観光士が選ぶ「第2回インターナショナルイルミネーションアワード」の「イルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞」で全国2位を2年連続で受賞。
毎年10月~5月に開催。
2024-2025開催期間は、2024年10月25日(金)~2025年5月25日(日)。
今年から始まった新しいエリア「ひかりの海」。
ジンベエザメはなんと約20mの大きさ。
(出典:https://www.southeast-botanical.jp/)
「ひかりの蓮」と題されたイルミネーションでは「音楽と光のレーザーショー」が1時間に3回開催。
ここは6月~8月中旬には本物の蓮の花が見事に咲き誇るとのこと。
園内全てのイルミネーションはスタッフ約80名が手作りしているそうです。
レストラン PEACE
園内の景色を眺めながら料理をいただくことができるレストラン「PEACE(ピース)」。
「癒しと健康」をテーマに地元食材をふんだんに使用したヘルシーな料理が評判。
レストランの料理長・山川博之さんは沖縄県から認証された琉球料理伝承人で、2024年から沖縄県調理師会主催のシェフオブザイヤーの審査員も務めているとのこと。
地産地消と医食同源の思想を心掛けてメニューを考案。
ディナーは「ハーフビュッフェスタイル」で、サラダや前菜はビュッフェで好きなだけいただくことができ、メインディッシュは8品の中から2品も選ぶことができるボリューミーたっぷりのディナー。
サラダはその日仕入れる新鮮さにこだわるため、日替わりで7品。
サラダのトッピングは15種類。
園内のハーブなどを生かした無添加の手作りドレッシングは6種類。
新鮮な海の幸や自家製パン、園内で育てた新鮮なハーブを使用した「東南摘みたてハーブしゃぶしゃぶ」なども。
ドリンクバーは約20種類で飲み放題。
デザート6種類+アイスクリーム6品も食べ放題。
番組で紹介されたメイン2種がこちら↓
●真鯛の雲丹ソース焼き
●あぐー豚ロースの首里王朝味噌炒め最中添え
「首里王朝味噌」は貴重なお味噌とのこと。
そういえば、レジェンド料理研究家・土井善晴先生が「王朝みそ」を紹介していました。同じような味噌なのかな?
東南植物楽園DATA
電話番号:098-939-2555
営業時間:要確認
定休日:要確認
URL:https://www.southeast-botanical.jp/
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります