2025年2月16日にBS11(イレブン)で放送された『沖縄探訪ありんくりん』は伝統的な製法を守り続ける泡盛メーカー「松藤」を特集。酒造所見学の後は「松藤」が飲める美味しい焼肉店「焼肉夢丸」へ。番組で紹介された情報をまとめてみました。
泡盛メーカー「松藤」&「焼肉夢丸」
泡盛が日本酒・本格焼酎とともに日本の「伝統的酒造り」として2024年12月にユネスコの無形文化遺産に登録。
今回は伝統的な製法を守り続ける創業120年の泡盛メーカーで酒蔵見学をしたり、その泡盛が飲めるお店で焼肉を堪能。
紹介された情報をまとめてみました。
崎山酒造廠
沖縄本島北部、金武町にある酒造所。
案内してくれたのは(株)松藤の専務取締役(四代目女将)崎山淳子さん(68歳)。
今年で創業120年。
明治38年(1905年)に首里で崎山オトさんが創業。彼女の実家が首里の造り酒屋だったことからそのノウハウを活かし病弱な夫を支えるべく起業したのが始まり。
2代目が崎山起松さんと妻・藤子さん。2人の名前から1文字ずつ「松」と「藤」を取って「松藤」。
昭和初期、女性の社会的地位が決して高くなかった時代に妻の名前を商標に取り入れ、二人三脚で泡盛造りを盛りたてたという2代目ご夫妻の愛情の深さが感じられる素敵な名前。
この蔵では昔から女性が活躍しており、「コウジサー」も女性がやっているとのこと。
沖縄の方言で麹の管理はもとより、酒造り全般を仕切る「杜氏(とうじ)」と同じ役割を持つ人の事。
麹は昼夜を問わず温度管理が大切で、よく赤ちゃんを育てるのと同じとも言われることから昔は女性が適任だとされていた。
そんな繊細な麹管理を含め昔ながらの製造方法を今も忠実に守っている泡盛メーカーは極極わずかで、松藤はまさにその希少なメーカーの1つ。
泡盛造りのこだわり
泡盛の原料は米・黒麹菌・水、それを1回蒸留(単式蒸留)するのが泡盛の基本。
崎山のこだわり、その1が「水」。
山清水(軟水)を使用。
崎山のこだわり、その2が「麹」。
通常は2日だが、崎山では3日かけてじっくり熟成させる「3日麹」を採用。
これにより甘さとコクのある泡盛に。
崎山のこだわり、その3が「濾過」。
極力濾過をせず、旨味成分である澱(おり)を最大限残すようにしている。
泡盛の製造工程
原料はタイ米。
タイ米を「洗米」し、「浸漬」(水を十分吸わせる事)。
次に蒸し器で蒸したら黒麹菌をお米にまく「種付け」。お米にしっかり這わせるための製麹(せいぎく)を行う。
松藤では現在では珍しい「三角棚」と呼ばれる麹棚で1日3回を3日間丁寧に製麹を行うことから「3日麹」と呼ばれている。
お米の芯まで黒麹菌を繁殖させ米麹を作る作業のこと。
次に、米麹と水と酵母を混ぜ合わせてもろみを作る「仕込み」。
ここで30日~40日かけることで濃厚なもろみができるとのこと。
最後はもろみとアルコールを分ける「常圧蒸留」して、「濾過」したり、割水をして度数調整したり、甕やタンクで寝かせて「熟成」させるなどして様々な泡盛が出来上がる。
泡盛の試飲
酒蔵見学の後は泡盛の試飲。
●赤の松藤
黒糖酵母仕込みの泡盛。海外で賞も受賞。
●松藤 3年古酒
3年古酒。ロックで。
●松藤 粗濾過
44度の荒濾過。海外で賞も受賞。
「赤の松藤」と「荒濾過」が海外で受賞『Kura Master(クラマスター)』は、2017年から開催されているフランスで行われるフランス人らによる日本の伝統的な酒類のコンクール。
松藤は2022年から出品し、同年からプラチナ賞や金賞を受賞。「荒濾過」は2024年には最高賞のプレジデント賞を受賞。
電話番号:098-968-2417
URL:https://sakiyamashuzo.jp/
焼肉夢丸
泡盛メーカー「松藤」の泡盛を取り扱っている焼肉店。
紹介されたメニューは人気の「梅シリーズ」。
・梅と大根のサラダ
・梅冷麺
・梅みそじカルビ
・梅ロース
・梅イベリコ豚
さらに、石垣牛(黒毛和牛)の特上カルビも!
人気のタレ「梅ダレ」で。
電話番号:098-995-9880
営業時間:17:00-22:30
定休日:水曜
URL:https://yakiniku-yumemaru.com/
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